教育福祉常任委員会視察報告「グリーンヒルズ小中学校」

長野県で唯一世界レベルの概念型探求を日本語で学ぶチャレンジ

2024年7月14日

住宅の集落が見える平地からバスで山道を登り、国立公園の避暑の美しい森の中の研修施設を活用してオルタナティブ教育として「待つ」ことを大切に公立学校プログラムに真っ向から対立軸を教育理念に掲げていた学校に、公立中公立中学校英語教師としてアメリカ留学などを経て国家戦略の長野市のけん引役として市の副市長クラスに抜擢された経歴を持つ市川博美氏が好調に就任後、混迷化する世界を見据え、社会の作り手として我がこととしてコミュニケーションし、周囲と協働する生きる力を身に着けることが教育の重要な使命として研究を続け国際バカロレア認定校となった。

市川博美校長のプレゼンに私たちは心から引き込まれた。社会的にコミュニケーションを尽くし、新しい道を切り開くフロントランナーだ。

「バカロレアは日本語で受けられる。まずは五感を磨き、我がこととして動き、学ぶ。学びのオーナーシップが一番重要だ。外国語は必要な時に学べばよい。英語はまずは膨大に聴くこと。そして使うこと。テストなんかしたら終わりです」

オーナーだから成績評価というよりレポート。まずは本人自らの報告。そして教師からの応援する所見が書かれます。

長野の山奥でなければ、例えば二宮町にあれば、どれほど多くの子どもたち、保護者達が広域広域で引き付けられ、エンパワーされるのではと思わずにはいられなかった。

素晴らしい社会づくりの当事者。教育者とはこのような情熱をもって社会に関わる人の事を言うのではないか。

心に響き、目が覚める研修となりました。

必ずや二宮の教育に、さらには町有地活用に活かしたい出会いでした。

本当はどうなのかということを考えるのが批判的ということ。教科書さえも疑うといわれた本庶(ノーベル賞)博士のグリーンヒルズでの講義を引用された。

これは気候子ども会議(町長がやると明言)に大きなヒントでもある。

概念化ワークショップをやりたかった市川校長。2時間ではとても足りない内容の濃さ!