「ラディアン周辺行政機能等集約基本設計業務」として公開(「新庁舎・駅周辺公共施設再編計画」の一環)

今後100年弱の住民のウエルビーイングのためのソフト・ハードづくりの正念場の機を迎えています。

2024年7月29日

https://www.town.ninomiya.kanagawa.jp/0000002447.html

二宮町施設再編課が中心的な役割を果たしラディアン周辺のランドスケープを生かし、未来に向けて新庁舎整備を新しい質実剛健なワンパークのビジョンでまちづくりの連携と文化がはぐくまれる提案として基本設計、資金計画、返済計画が示されました。町はパブリックコメント募集、ラディアン展示ギャラリーや広報にのみや、HP、町内5か所の移動町長室で町民向け説明に努めています。

https://www.town.ninomiya.kanagawa.jp/0000000614.html

https://www.town.ninomiya.kanagawa.jp/0000000656.html

https://www.town.ninomiya.kanagawa.jp/0000002453.html

議会にはこれまで都度説明が行われてきました。実績ある安井設計事務所のプロポーザル案、基本設計料を可決後、議会内に示されてきた基本設計の最終案に続いてこの度、建設費と資金計画が6月議会後の6月19日に示されたところです。

12月議会に新庁舎実施設計料と土地購入費(埋蔵文化財調査費含む)の議案が上程される見込みです。

災害想定が激甚化する中、現庁舎自体の不十分な耐震性、老朽化によるインフラ故障、修繕のコスト増大、職員の働く環境の劣化、吾妻山南斜の崩落による周辺道路への土砂流出事故の事実、アクセス道路が吾妻山に上る町道一つでリスクが高いことなど、決定的な複数の要素からも災害対策本部として機能すべき庁舎建設としてこれ以上計画を引き延ばすのは町民の利益、行政の責務からも善策ではないという局面でもある。建設計画は優先順位をつけて長期にわたる案が出されていますが、今後金利が上がる見込みが高い状況から世界的な経済や金融状況の推移を見ながらスケジュール戦略も重要です。

防災の総合的な視野、ライフサイクルコストの複合的な視点、福祉のまちづくりに向けた対話と協働のための公共圏のデザインなど新庁舎基本設計及びラディアン大規模改修計画に求められるグランドビジョンをまちぐるみで共有し、具体を磨かなければなりません。

二宮ならではの未来に向けた協働のまちづくりのビジョンが見え、町民のウエルビーイングに資する建築設計、エリアデザイン、グランドヴィジョンを求めます。