6月議会一般質問再質問

子どもの権利の視点が重要と評価多くいただきましたので共有させていただきます。

2025年6月14日

要旨1 二宮町こども権利条例制定に向けて

① こどもたちに、「どうぞ声を聴かせてください。全課が窓口としている」と町長の投げかけだが具体にどういうシミュレーションを描いているのか

② 議会教育福祉常任委員会の提言で求めた町民、行政、議会がそれぞれの強みを生かして条例制定に向かうべしとした内容を体現した住民とつながる協働の動きになっていると期待している。しかしながらやはり何よりもまず、当事者の子どもたち一人一人に子どもにこのような権利があるということが届く方法がまずは必要ではないか。

③ さらに周りの社会がそれを受け止めコミュニケーションにつなげる懐を持てるようにすることが重要だがそこはいかがか

④ 子どもたちが子どもの権利を知ることでどのような効果があるととらえているか

⑤ 5月25日に昨年のにのみや子どもの権利フォーラムキックオフで基調講演を務められた甲斐田真智子先生も参加される子どもの権利条約総合研究所の2025研究総会が早稲田大学で開催され参加させていただいた。

「子どもの参加」がテーマの分科会となっていて参加権保障について

早稲田大学教授の喜多博士より、すでにこども基本法を受け制度化の段階にあるとして認定アドボケイト(意見表明支援)養成講座についても説明があった。

また、そもそも意見提案型であったこども会議~今は意見聴取制度に移っているとの危惧の説明があった。二宮町は担当課から先ほど意見をもらいながら進めると回答いただいたが「こどもの参加」についてどういうイメージを持っているか

⑥ これは世田谷区の教育委員会が作ったリーフレットだが先ほどの研究会で参加された世田谷区職員の方から条例制定含むプロセスの紹介があった。一緒に条例制定に向かった子どもたちに何度もダメ出しをされてここまでになった。また条例制定について地域や議会からの異論も受けたが、子どもたちが意外なほど冷静に受け止め方針転換や理解促進へのアイデアがさらに深まるなど大きな多世代のコミュニケーションが実ったことを感慨深く話されていた。 また高校生による子どもによる子どもの権利の普及を行う団体からは子ども同士でアドボケイトしあい、共感や専門家との協働の経験が積まれる中、子供の権利を学び活動することにエンパワーされた、つまり、生きる力を得ることができたと話されたことも非常に印象に残った。二宮学園が子どもの権利の学びを進めることが非常に大事と考えるがいかがか。 町長に聞きたい。

⑦ 行政と協働する「にのみや子どもの権利フォーラム」は保護者・住民目線と目の前の子ども目線の現場の生き生きとした感性で独自の学習会を展開してきている。しかしながらアクセスできる人数は限られる。11月3日にラディアンにこれなかった子どもたちに子どもの権利についてどのように理解促進を図るのか

⑧ やはりすべての子どもたちにいきわたるのに毎日を支える施設、つまり学校や幼保とつながり啓発に努めていただきたい。二宮学園と幼保の連帯の状況について幼稚園保育園から小学校へのつなぎが重要で二宮町は大磯町や小田原市にはないつなぎの連携をしていると聞いている。そのような内容か。

⑨ 先生方にはそれぞれ受け止めが違う中、教頭や校長がそれをしっかり体感し学校全体で受け止めることがまずは肝要ではないか。

要望あらゆるライフステージで子どもにとって最も良いことをするために生まれてから命の育ちを支えるという視点を持つために小学校が幼保の視点をもって子どもたちを支えること、さらに中学校が小学校の視点をもって子どもたちを支えることは教育と福祉の連携の視点からも非常に重要ですでに取り組んでいることから子どもの権利にひきつけ二宮学園としてしっかり位置付けて実践いただきたい。

⑩ 条例制定は体現施策とセットで準備するべき

行政は専門分野の研究が重要だ。

例えば議会教育福祉常任委員会では国立市の子どもの権利の体現施設である矢川プラスを視察し、専門の研究者によるこの施設の運営団体「くにたちこどもの夢未来事業団」の立ち上げという要素の大きさを痛感した。

先進のアカデミックの参画なしに子どもの声を聴くことから条例制定、さらに体現施策までのデザインは困難を極めると思うがいかがか

⑪ 専門的な体現施策で重要なのはオンブズマン制度と思う。担当課の認識はいかがか

⑫ これは名古屋市の「なごもっか」という子どもの権利相談室という常設型のオンブズパーソン、子ども権利擁護機関というものです。日本は国として子供の権利救済機関を持っていない。現在全国33の自治体が子どもの権利救済機関を設置するものの常設の独立性の確保された機関がなかった。川西市は1998年、に名古屋市は2019年に子どもの権利擁護委員条例制定し開所されたのがなごもっかでした。子どもの権利擁護委員は大学教員(教育、児童福祉)3名、弁護士2名、相談員は社会福祉士。精神保健福祉士、保育士、保健師などの専門職で相談、調査、調整、勧告、要請、公表普及啓発を担うとのこと。

この条例を広めるための子どもによるチームが募集され現在111人の子どもたちが登録し、会議には都度20名弱が集まるという話をなごもっかの女性弁護士の方が報告され子どもたちははっきりと内容が分かれば必ず参加するといわれました。

子どもたちにはっきりとしたメッセージを伝えることが重要と思います。

私は二宮のボトムアップと子どもたち、行政、県、国、アカデミックと協議して 二宮型の条例とオンブズマン制度含む体現せ策を学びながら作るイメージを私は持っています。県、国はどのような研究段階でしょうか?

要望 こども会議公募の前に国、県、町と町内団体さらに力強い先進のアカデミックの知見を活かし、子どもたちにどういう情報を出してどのように会議体を作るかしっかり練って懐を作ったうえで子どもたちを迎え入れ、さらにアドボケイトしあいながら協議する形に向かってほしい。またすべてのプロセスを公開し、子どもたち含む地域の隅々を巻き込む広報とコミュニケーションに努め、プロセス自体が機運を呼ぶようなマネジメントをしてください。また専門の権利擁護機関について県と広域で西湘地区に作ることを提案、研究いただきたい。

要旨3 子ども計画アンケート評価について

⑬ 町規模で少ない職員数で尽力していることは理解するのですが移住支援に協力する町民も自信をもって子育ては二宮でと言えない内実が表れていると思った。

国では出生数の激減が言われているが二宮町も昨年は105名であったが今年度調査結果で80人台と聞いた。

状況はまさに深刻でおそらく町では効果的なことは困難と思われる向きもあるかもしれないが自治体の役割は非常に重要な局面ともいえる。

ヨーロッパでもっとも出生率が回復したフランスの子どもたちのケアについては現場からの気づきの蓄積でしかも柔軟に福祉を作る文化が非常に特徴的だそうです。子どもにかかるエデュケーターと呼ばれる福祉専門職の当事者を尊重する配慮あるコミュニケーションとチームワークが福祉施策をクリエイティブに作る状況と聞いた。

わが町の保健センターも少ない人数で健闘、回しているがやはり専門の保健師や心理士が事務机に向かう時間を現場対応いただくことなど効果的ではと思うがいかがか。

⑭ また重要な産前産後事業はかつて保健センターの助産師であった方が長年の現場(妊婦との出会い)での深い気づきから貴重な赤ちゃんの居場所を運営されているがこのような妊婦の実情に寄り添った独自事業の協働展開も重要であるし、制度上可能と思うがいかがか。

⑮ 乳幼児、幼児にかかる家庭内の悲惨な事件が報道されるが、育てにくい赤ちゃんつまり抱っこひもの普及もあり、本来の自然な体幹が崩れた乳児が増えていると専門家の指摘もある。早期の丁寧な支援が何よりも効果が高く、ゆくゆくは全世代の長期にわたる健康福祉予算に影響する様々な病気の予防にもつながる。

発達支援のニーズは多くの世代で増える一方で超早期からの質の高い発達支援がやはり長い人生においても財政的にも効果的であることは自明です。小田原市と平塚市に先進的な早期発達支援の事業所があるが通えるのは空きがあるところに入っていける情報収集力と力のある保護者のみという課題は以前から町民からあがっているところだ。

また現在ラディアン周辺に子どもたちが放課後遊びに来ていて、ご若者が学習する風景、少ない椅子で地域の方々が

滞在する場面もある。ラディアン改修中の子ども、若者の居場所についてどういうシミュレーションがあるか

⑯ 前回の質問でも言及したが待ったなしで本当にやる気のある人を生かし、仕事を作る機運が大事だ

私としてはやる気と学習意欲の高い人材資源が集まる東大跡地の建物を更新することを進めたい。建築物については以前から陳情も上がっており、式年遷宮の国である。木造建築の複合的居場所をラディアン工事中の代替施設としても設置、ソフトとして就労準備支援、発達支援、子どもの放課後を支える児童館、若者の居場所を優良事業者の知見も生かし設置、また高齢の方がたにもこれを機に東大跡地に来る企画を作りたい。 防災公園としての選択肢の研究になる。複数の制度生かし多様な補助金の獲得の可能性もある。町長に考えを聞きたい。

国立市 矢川プラス(教育福祉常任委員会訪問)

 (出典) 国立市 矢川プラスHP(まちなかの大きな家)

⑰ 矢川プラス矢川児童館+ こどもラボ(国立市幼児教育センター+ここすきひろば(こども縁側)+多目的ルーム・スタジオ+とおり土間+みんなのホール+スタディコーナー と多岐にわたる機能を持つ複合施設で連携が進むと高い評価を集める施設です。   運営は国立市が100%出資する くにたちこどもの夢・未来事業団で優れた学者が理事長としてまたこども計画にもかかわっています。

                                                            二宮町の子育てサロンには当事者である保護者からは賞賛というよりは様々な気づきや要望が寄せられており、時代に即した先進的な知見が弱いのではと感じる。

優れたケアのビジョンを町として推進することも重要な仕事であると思うがいかがか

⑱ こども計画は若者計画でもあるはず。ひきこもり支援は二宮町、大磯町とも保健福祉事務所がないことから生活困窮者自立支援法の就労準備支援事業の成果が見えないところです。

日本は子ども若者の自殺率が先進国で非常に高いことから6月5日に自殺対策法案改正が可決されました。この法改正の立役者であるNPO法人は自治体との連携協定を進めていて生活困窮者自立支援法の一環である就労準備支援事業とセットで「生き心地の良いまちづくり」提言につなぐなどの成果を出し、県内でも海老名市などがすでに実践しています。子どもの権利の担当課と福祉保健課は県の子どもの権利担当課とコミュニケーションをとってぜひこの法整備につなげたNPO法人との連携協定を結んでいただきたいと思いますがいかがでしょうか。

要望二宮町は20代から30代までの自殺者が一番多いと二宮町自殺対策計画にあります。また全国的にも10代の自殺が急増している状況からセーフティネットを持つことは重要です連携協定の条件はないので二宮町はぜひこのNPO法人と連携協定を結び若者含む子どもたちが自殺に追い込まれない社会づくりの準備を進めてください

要旨4自然と子どもの権利

⑲ 横浜市子ども計画の中に社会体験や自然体験が豊富な人ほど、社交性や挑戦意欲、自己肯定感が高い傾向がある とデータとともに明言されています。小学生の頃に体験活動(自然・社会・文化的体験)を多くしていたこどもは、その後高校生の時に自尊 感情や外向性、精神的な回復力が高くなる傾向が見られるとし、保護者の経済力や保護者自身の経験の多寡などによる、こどもの体験格差が指摘されています。居場所を多く持つこどもは、自己肯定感・チャレンジ精神・将来への希望など、積極的な姿勢を有する 傾向にあるためこども・若者が自分に合った複数の居場所を持てるよう、多様な居場所づくりを進 める必要性が明記されています。

出典 川崎市子ども夢パークHP

スライド子ども夢パーク→これは日本初の子ども権利条例が川崎市でできた際、体現施設として整備された川崎子ども夢パークです。若者の居場所、プレイパーク、不登校のこどもたちの居場所代表の西野博之さんは日本中で引っ張りだこの子どもの現実の伴走する理解者ですが、二宮町教育委員会主催の講演会にこられた際に東大果樹園跡地に住民団体がご案内したときに

「私たちは川崎子ども夢パークに木を自分たちで植えた。ここにはこんなに自然がある。すばらしい資源だ」といわれました。

二宮の保護者世代の危機感から自ら作る人たちと円卓で話す場も持たれ県西の夢パークは二宮からと西野氏も絶賛されました。日本の社会資源としてもしっかりテコ入れする必要があると考えます。

先日の補正予算にあった県の助成金や国の子どもの居場所づくり支援体制強化事業など法人化した住民団体との協働のプランの可能性についてマネジメントも進めたいところですがいかがか。

川崎には川崎の物語があるように二宮には引けを取らない物語があるはず。「子どもの権利」の真意を掘り下げながら日本先進の複合的施設整備に向けて専門的知見も集めながらしっかり準備いただきたい。町長に伺いたい。

 東大果樹園跡地のシンボル事業の結果として国立市のように委託できる子どもまちづくり会社を作ったり、広域連携で専門家とオンブズマン機能を持つ施設や発達支援、産前産後ケア、さらに不登校含め人生のどのステージでも立ち止まって考え学べる居場所づくりなど複数の制度を生かした木造の複合施設を起案することも考えるべきです。ガバメントクラウドファウンディング戦略も含めこのようなビジョンも率先して示しながら町民の専門家のかかわり、対話を広げ未来に向けたチャレンジングな子育ての町に向かってください。

要旨6小中一貫教育校設置研究会提言についてです。

㉒ 町民のみなさまとの合意形成を図りながらといわれたが、いつまでにどのように検していくのか、また重要な要素をどのようにとらえているか

㉓ それぞれのライフステージのウエルビーイングを高めるというこども基本法の立場からも中学生の学齢にふさわしい環境があると思う。

私たちの世代は中学校時10クラスまであり、3年間通してまだ話したこともない同学年が袖触れ合うコミュニティの活気ある怒涛の毎日を過ごした実感が懐かしく思い出される。

小学校低学年には幼保の福祉的な視点が途切れることなく必要なように、

中学時は広い世界に向けて限りない好奇心を養い、他者と自らの違いを意識しながらも違いを楽しみ、いるだけで切磋琢磨、育ちあい、クラス替えは出逢いの偶然と奇跡の場。中学校を先に統合することの子どもたちのメリットは検討されたのでしょうか

㉓またこどもにとってどういう学校に通うか非常に運命的な局面である。こどもにとって今とこれから進むであろう社会状況もとらえ最も良いことを基軸に新しい選択肢を作るべきと思う。何しろかつてない時代を私たちは迎える。50年後から見て恥ずかしくない大局的なビジョンで学校施設を考えなければならない。子どもにとって最も良いことをするということを学校統合に生かすスタンスについて教育行政に確認したい。

要旨7 二宮学園の部活動の在り方

㉔二宮中学校の卒業式の様子で校長、教頭、現場の先生方と子どもたちとのやり取りに温かい交流が見えたし、運動会では校舎の窓から不登校の子どもたちが見学するのを見て運動会に参加する子どもたちが手を振ってエールを送るシーンが見られ、心温まるシーンを共有させていただいた。二宮学園の質の向上に尽力され、実現されている現場を想像できるが部活動の問題で二宮学園の価値を子どもたちに説明できるのか、非常に疑問に思った。

どのような部活動を望むかについて子どもたちの意見を聞いたことがあるのか

㉕国は有識者会議で5月16日中学校の部活動改革の今後の方向性について提言をまとめその中で1つに専念せず、マルチスポーツやレクリエーション的なものに至る幅広い活動について触れられています。。

これは子ども家庭庁の「こども若者・意見ぷらす」で中学生が意見交換したアンケート結果で「気軽に楽しみたい」と考える生徒30、5パーセント、「競技として勝利を目指したい」と考える生徒が27,0パーセントでエンジョイ志向のニーズについても受け止めが必要との見解を示しているとして日本総研はモデル事業として飯田市・下伊那郡で「エンジョイ・スクエア」という地域のクラブ活動を集約するプラットフォームが整備され、地域の企業や団体等が参画した様々なプログラムを紹介されました。

子どもたちとの交流や意見交換がこのような豊かな展開を生むという見識を持って部活動について生徒の声を聴き、学校、地域ともにアドボケイトしあう場を作っていくべきと思うがいかがか

要望 二宮学園の部活動に何を求めるか生徒とともに地域も学校も自ら考えコミュニケーションする機会を作ってください。さらにこどもたちのウエルビーイングに資する中学部の統合を子どもの権利を最優先に子どもたちとも話し合いながら早急に進めていただきたい。

要旨8

不登校特例校

「学びの多様化学校」です。

教育部長は5月25日に議会視察に大和市学びの多様化学校を一緒に視察いただいたがどういう感触を持たれたか聞きたい。

やりたいと思われる先生はいるはずと多様化学校の校長は言われていました。

二宮学園はそもそも小中一貫教育であるから学びの多様化学校は小中一貫の形でスタートするべきだ。また自然にかかわる取り組みが非常に有効であり、山を校庭に持ち畑が充実する一色小学校に設置し、教育内容が充実すれば西湘地域のニーズのある子どもたちを受け入れる広域の設営の研究も県と協議し推進するべきと思いました。教育課長は議会とともに長野県のプロジェクト型教育を行う先進校を視察いただきましたが、大和の多様な学び学校の教育はまさに視察した学校そのものでした。

二宮の学校では難しくても学びの多様化学校として推進することは可能ではと思います。幼保から小学校低学年までの受け入れに手腕のある優れた教諭の授業や共感的授業を推進された教育委員会の立場から、また発達支援学会で実績のある星山麻木博士の講座を教育の現場を担う支援員の方々に共有されてきた二宮の教育の学びの方向性からも

多様な学び学校に向けたスキルはある程度蓄積されてきたと感じる。

一方で一色小学校に行きたいという不登校児童の声を聴くところだ。

一色小学校に分校として小中一貫の学びの多様化学校を設置しプロジェクト型、個別最適教育(幼児教育のように後ろから応援する創造的な授業形態)を実践し、学区を廃止する選択肢をぜひ検討いただきたいと思います。文科省の事例紹介にはNPO法人との連携のケースもありました。

おそらく多くの子どもたちにとって最も良いことを実践する機会になると思います。

いかがでしょうか。

要望二宮の学校を誇れる町にしていただきたい。そのために ニーズのある多くの子どもたちの最善の利益のために、中学校統合と合わせて一色小学校の分校型小中一貫の多様な学び学校の設置を前向きに検討いただきたい。

要旨9について再質問いたします。

㉕子どもの権利条約総合研究所2925年公開シンポジウム

の基調テーマは「学校は子どもの権利学習をどう進めるか」でした

当日の資料では国連「人権教育のための世界プログラム」より最新の課題が共有されました。

二宮町は公教育ですのでもちろん国連が打ち出したSDGsに基づいた公共政策をしています。世界に羽ばたく人材を育てるとして英語教育に力を入れるとしていますが

世界に羽ばたくつまり国際バカロレア認定校になった長野県のグリーンヒルズ小中学校を視察しましたが、英語教育が大事だという説明は一切ありませんでした。むしろ「私は誰か」から始まる基本理念に権利へのリスペクトと社会参加の理念が通底されていたことをはっきりと感じました。

何を語り、いかに社会を見立て参加するか、日本含め世界に羽ばたく人材に必要なことは大人と、多世代とともに、また子ども同士で自分らしくある権利と他者リスペクトを学ぶことではないか。これからの二宮町の条例制定にかかわることがいかに今後の人生において重要かまずはしっかりと教育行政が受け止めるべきと思いますがいかがでしょうか。

教育長に伺います。

要望 子どもの権利で当事者のこどもたちをエンパワーし子育てを誇れるまちづくりを推進してください。