7月4日臨時会議案「新庁舎新庁舎北棟建築工事(デザインビルド方式)請負契約」可決。速やかに防災シビックコアに向かうべし!

耐震性、アクセスのリスク、住民、職員の人権、激甚化する災害対策と住民のウエルビーイングに資する防災シビックコアに向けていよいよ建設に動きます。

2025年7月25日

一石討論内容:

私は、本議案について賛成の立場で討論させていただきます。

基本設計、今までの経過、そして、実施設計と建築工事の一括デザインビルド方式のプロポーザルが特別共同企業体の採択となり、工事請負契約書等の費用及びリスクマネジメントに係る行政の手続を確認させていただきました。

長年の懸案であった新庁舎建設を、最少の投資で最大の効果を求めて実現するための行政の努力、さらに物価高騰等のリスク情勢もにらみながらの契約案を評価いたします。

大型地震と激甚化する風水害を同時に受けた能登半島の甚大な被害に始まったこのリスク想定が激変した翌年に、具体の建設契約にこぎ着けたことを前向きに受け止め、速やかに採択して、次のレベルのフェーズ、つまり、安井設計事務所の言葉を借りますと、防災シビックコアに注力いただきたいと思います。

この事業者の代表は、第二回まちなみデザイン逗子賞を受賞された門倉組でありますが、ホームページに地域イノベーションカンパニーを目指すとありました。

未来に向けた二宮の文化と政治にふさわしい最終的なデザインを、二宮在住の住民のアーティストや流域治水の専門家、また、法人化した二宮町観光協会等の参加、また、その協働のやり方の研究も含めて、住民の負託に応える費用対効果を現出されることを要望しまして、賛成討論といたします。