広域の議員が繋がってJA湘南にオーガニック給食見据えた地産地消給食についてJA湘南伊勢原本局にお話を伺いに訪問しました。
そもそも学校給食や学校の啓発に尽力されてきた経緯あり、
・県の給食米の53%はJA湘南が担っている。
・神奈川県の学校給食会との交渉で米の価格が決まる。他県の銘柄米の価格とほぼ同じの60㎏あたり16000~18000円。しかし、20000円くらいにならないと厳しい。
・特に戦後すぐは、国民を食べさせるために、化学肥料と農薬も使って増産につとめた。
・輸入している化学肥料、農薬が高くなっている。その影響を受けないための有機栽培とJAはとらえている。
・農家もできれば農薬は使いたくない。しかし、人手不足や気候変動に対処するため、見た目がきれいな作物を求める消費者のニーズに応えるには、農薬が必要。
・農家がつくる集約体は平塚に3団体ある。大規模にやらないと、機械を使うと赤字になる。
・農業を維持するには、稼げる農業の仕組みをつくること。
・特別栽培米という減農薬のお米もつくっているが、価格が少し高くなるので、今年みたいに米価が上がれば売れるが、そうでなければ売れない。
・オーガニックの野菜をつくってくれという要望はない。
・JAの外に有機農作物があっても、その販路の確保などはJAは関わらない。
・JA湘南として、2市2町それぞれに、年1回要望書を出している。
(農業ボランティア制度の創設、新規就農者の支援、耕作放棄地の管理、鳥獣被害対策、水田の防災機能を認めた新たな助成、肥料や飼料の価格上昇に伴う助成、農地の集積・集約に対する対策、農業が続けられる価格形成、伊勢原ブランド「阿夫利の恵」の浸透と地場産農畜産物の支援など)
等の情報共有と共に、
給食こそ最新の世界共通の科学的知見を活かし持続可能な(大きな地球環境も見据えて)農家ファースト等の日本の食を担う農業推進に地域生活文化の転換含め様々なフェーズでコミュニケーションしていくことを共有しました。
有志議員で尽力していきたいと話し合いました。